噛みしめる度溢れる肉汁とタレ!柔らかお肉とトロける玉ねぎ!昆布の旨味でいつもの生姜焼きが別次元の美味しさに!プロのシェフが試作を重ねて編み出した科学的根拠に基づいた特製レシピです!
なぜ私たちはこれほど生姜焼きが好きなのでしょう?
もともとこの料理は、今ほど豚の飼育技術が発達していなかった頃、豚肉の臭みを和らげるために生姜を使ったのが始まりだとされていますが、今やスーパーで売っている安価な豚肉ですら、それほど強い臭みはないと感じる方も多いと思います。
お店ではロース肉を使う事も多いこの料理ですが、普段の家庭の食事では安価な切り落とし肉で作りたいのが人情ですよね。
そんな庶民の台所事情に寄り添い、時代と共に豚肉のクオリティや調理法などが洗練されていき、いつしか生姜焼きは日本の家庭料理の代表的な一皿になっていったのではないでしょうか。このように、時には料理の歴史に考えを巡らせてみるのも興味深いと思ってもらえたら嬉しいです!
[出来高] 2-3人前 [準備時間] 15分 (昆布を浸す時間は含まれません) [調理時間] 20分 [保管]その日に食べるのに最適 [難易度] D *(A=難しい E=簡単)
[材料]
-豚バラスライス 300g
-塩 3g (小さじ1/2 )
-片栗粉 16g (大さじ2)
[タレ]
-水 180ml
-昆布 1-2g
-玉ねぎ 1個 (180-200g)
-りんご 1個 (140-150g)
-にんにく 2粒 (10g)
-生姜 (皮を剥いた状態で) 20g
-酒 30ml (大さじ2)
-みりん 30ml (大さじ2)
-砂糖 5g (小さじ1)
-醤油 45ml (大さじ3)
[レシピ動画]
(Chapter)
0:00 タレ作り
1:53 豚肉下準備
2:49 調理パート1/2
3:59 調理パート2/2
[作り方]
[Chapter 1:タレ作り]
昆布を水に一時間漬けて昆布出汁を作ります(前日に仕込んでおいてもOK)
玉ねぎの半分を好みの厚さにスライスして、残りはすりおろします
りんご、にんにく、生姜も同様にすりおろし、[タレ]にある材料の醤油以外の全てと混ぜます。
[Chapter 2: Prepare pork 豚肉下準備]
豚肉を2-3等分し、分量の塩を揉みこみ、片栗粉でコーティングします。
*片栗粉は肉を柔らかくジューシーに仕上げる効果があります。
[Chapter 3: Cooking part 1/2 調理パート1/2]
熱いフライパンに油をしいて、強火で豚肉を片面だけ焼きます。
良い色がついたら皿にあげておきます
[Chapter 4: Cooking part 2/2 調理パート2/2]
フライパンの油を多少ふき取り、中火で玉ねぎを炒めます。
塩を一つまみして、ある程度しんなりするまで炒めます。
玉ねぎに食感がある方が好きな方は、ここで一旦取り出しておきましょう。この後醤油を入れるタイミングで戻すと良いでしょう。
タレを注ぎ、30秒ほど沸騰させてアルコールを飛ばします。
豚肉を入れて、水分がほとんどなくなるまでそのまま中火で加熱します。
その間に皿にキャベツとマヨネーズを盛っておきます。
煮詰まったら醤油を入れて、さっと合わさったらすぐ火を止めて、熱々をサーブしましょう!!
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